羅鄷山(読み)らほうざん

世界大百科事典(旧版)内の羅鄷山の言及

【冥府】より

… しかし,仏教の地獄説と習合するようになると,死者の生前の行為の善悪を審判する権能や罪業に対する行刑施設としての泰山二十四獄などの本来もたなかった要素を加える一方,泰山府君の地位は単なる冥府の一判官に下落して,後世,東岳大帝が新たに泰山神に当てられることになった。東晋期には,道教教理の中で新たに北方僻遠の地に,北大帝を主神とし四明公以下の官僚組織をもつ羅鄷(らほう)山(羅鄷都,鄷都)という冥府の存在が説かれるようになった。この羅鄷山下には紂絶陰天宮以下六宮からなる冥府があり,死者はそのいずれかに出頭して審判を受け,善行のあった者は鬼帥あるいは地下主者という冥府の下級官吏に任命されて将来の再生昇仙を約束され,その他の者は永遠に冥府での徒役に従事するとされた。…

※「羅鄷山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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