世界大百科事典(旧版)内の老年人口比率の言及
【年齢構造・男女別構造】より
… 年齢構造で注目すべきことは,年少人口(0~14歳),生産年齢人口(15~64歳),老年人口(65歳以上)の構成が,国によって,また社会経済発展の段階によって著しく異なっていることである。65歳以上人口が全人口に占める老年人口比率でみると,発展途上の多くの諸国では4%前後と著しく低いのに対して,先進工業諸国ではだいたい10%から16%という高い水準を示している。また,年少人口と老年人口を合計したものを,生産年齢人口で割った従属人口指数age dependency ratioでみると,発展途上諸国では80ないし90といった高い水準にあるのに対して,先進諸国では50ないし60といった水準にある。…
※「老年人口比率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」