老年性舞踏病(読み)ろうねんせいぶとうびょう

世界大百科事典(旧版)内の老年性舞踏病の言及

【舞踏病】より

…大脳基底核の血管障害のために,中高年者に片側の舞踏病様運動が急に起こることがあるが,これは片側舞踏病hemichoreaといわれる。また60歳以上の高齢者において,舞踏病様運動で発症し,知能障害はなく遺伝関係もみられず,病理学的には尾状核と被殻の比較的軽い神経細胞の変性がみられるものがあり,老年性舞踏病といわれている。【楠 進】
[歴史上の舞踏病]
 ローマ時代,プルタルコスの伝えるところによれば,ミレトスに疫病のうわさが広まったとき,少女たちが突如として集団舞踏病に感染し,狂ったように踊りつづけ,恍惚状態のはて,そのうち何人かが集団自殺したという。…

※「老年性舞踏病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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