世界大百科事典(旧版)内の聖王ルイの10万人の王子たちの言及
【フェルナンド[7世]】より
…彼の抑圧・反動的な政治は,自由主義的軍人を中心とする一連の反対運動を引き起こし,ついに20年1月の蜂起によって,7月9日議会(コルテス)で憲法宣誓を正式に行わざるをえず,自由主義体制を受け入れた。この自由主義体制は23年10月1日,カディスが,フェルナンド7世の要請を受けて神聖同盟が送り込んだ〈聖王ルイの10万人の王子たち〉によって占領されるまで続いた。このあと,フェルナンド7世は,反対勢力に対して残虐な弾圧を加え,フランス政府の非難を買った。…
※「聖王ルイの10万人の王子たち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」