世界大百科事典(旧版)内の職務期間の言及
【期間】より
…【岡本 坦】
【訴訟法上の期間】
訴訟法において,時間の経過としての期間は,行為期間と猶予期間(中間期間,不行為期間)に区別できる。前者の場合は,その期間内に訴訟行為をしないとその機会を失う(失権)などの不利益を受ける(後述する職務期間は別)のに対し,後者では,その期間内は訴訟行為をなしえず,これをしても効力を生じない。行為期間は,訴訟行為の可能な時間的限界を設定して,合理的テンポで手続の進行や決着をはかる機能をもつ。…
※「職務期間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」