世界大百科事典(旧版)内の肩甲棘の言及
【肩】より
…人体計測の際に上肢長の基点とされる。この肩峰は,肩甲骨の背面を下内側から上外側へ伸びる著しい稜線〈肩甲棘(きよく)〉の上外側端にあたる。肩峰の内側面は鎖骨との関節になっている。…
【肩甲骨】より
…ヒトなど多くの哺乳類では,三角形の扁平な骨で,上外側角には関節窩(か)があり,上腕骨頭と肩関節を営む。後面の上部には肩甲棘という長い高い隆線が斜めに上外側に向かって走り,その末端は肩峰となって高くそびえている。関節窩の近くには,かぎ状の烏口突起が前外側に向かって突出している。…
※「肩甲棘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」