世界大百科事典(旧版)内の肺浮遊試験の言及
【肺】より
…新生児は出生直後,大きな呼吸を行って,一挙に空気を入れて肺をふくらませる。これが産声であるが,肺の比重の違い,つまり肺が水に沈むか浮くかによって,胎児が死産であったか,いったん空気を吸ってから死んだものかを見分けることができ,肺浮遊試験と呼ばれて,古くから法医学の分野で応用されてきた。 肺は軟らかく,わずかの力で広がることができる。…
※「肺浮遊試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」