世界大百科事典(旧版)内の胆汁色素胆石の言及
【胆囊】より
… 胆囊の病気として最も多いものは胆石であり,そのほか胆囊癌,胆囊炎などが問題となるが,癌や炎症の多くは胆石に合併しておこることが多いので,胆囊の病気の中心は胆石症といえる。胆囊にみられる胆石の種類はコレステロール胆石,胆汁色素胆石,脂肪酸カルシウム石,炭酸カルシウム石などであるが,最も頻度の高いものはコレステロール胆石である。そして,この胆石はほとんど胆囊の中でのみ形成され,胆汁色素胆石などが胆管においても形成されることと対照的に,その形成には胆囊が必要であることが定説となっている。…
※「胆汁色素胆石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」