世界大百科事典(旧版)内の胼胝腫の言及
【魚の目】より
…靴があたるなど,くりかえし摩擦や圧迫などの刺激が加わるために,一種の防御反応としてできるもので,皮膚の直下に骨などの硬い組織のある部位,すなわち足の指や足の裏にできることが多い。瀰漫(びまん)性である程度広い範囲に及ぶ場合には胼胝腫(べんちしゆ)(たこ)と呼ばれる。足の裏のウイルス性のいぼは,つねに踏みつけられているために皮膚面から盛り上がらず,魚の目と同じような外観を呈するので,治療をする場合には区別をすることが必要となる。…
※「胼胝腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」