能楽館(読み)のうがくかん

世界大百科事典(旧版)内の能楽館の言及

【池内信嘉】より

…のち養蚕事業を興し,一時,県会議員として活躍したが,1902年能楽の前途を憂え,いっさいをなげうって上京。能楽館を設立,能楽俱楽部を置いて囃子方の養成につとめる一方,雑誌《能楽》を発刊,能楽会理事に就任するなど能楽界の発展に貢献した。12年その説がいれられて東京音楽学校(現,東京芸術大学)に能楽囃子科が設置されるや同校の嘱託(のち教授)となり後進の育成に力を尽くすなど能楽の振興に半生を捧げたが,能楽界の旧体質の壁も厚く苦難の連続であった。…

※「能楽館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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