世界大百科事典(旧版)内の脂肪尾羊の言及
【油】より
…クジラやアザラシなどの海獣を除くと,野生の動物は一般に油脂成分が少ないが,家畜化されると急速に脂肪がつき始める。ブタはその典型的なものであり,さらには脂肪採集用に特殊化された脂肪尾羊(中東ではこの尾の脂肪を料理に用いている)と呼ばれるヒツジまで出現するようになる。一方,家畜を獲得したということは,その動物からとれる乳をも手に入れたということである。…
※「脂肪尾羊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」