世界大百科事典(旧版)内の脂肪族系合成香料の言及
【香料】より
…(a)アルコール類 ベンジルアルコール,フェニルエチルアルコール,(b)アルデヒド類 フェニルアセトアルデヒド,ケイ皮酸アルデヒド,バニリン,シクラメンアルデヒド,ジャスミナール,(c)ケトン類 アセトフェノン,エキザルトン(シクロペンタデカノン合成麝香),(d)その他 各種エステル類,クマリン,ニトロムスク,ペンタデカノリド(合成麝香)。(3)脂肪族系合成香料 おもなものは,炭素数6~12のアルコールおよびエステル,アルデヒドおよびケトン,アセタールおよびケタール,大環状ケトン(ムスコン,シベトン,シクロペンタデカノン,5‐シクロヘキサデセノンなど),ラクトン(γ‐ウンデカラクトン,γ‐ノニルラクトン,δ‐ドデカラクトンなど),および大環状ラクトン(シクロペンタデカノリド,アンブレットリドなど),シクロヘキサン系(リラール,4‐t‐ブチルシクロヘキサノン,3‐イソカンフィルシクロヘキサノール)などがある。(4)精油微量成分 天然フレーバーなどの類似化合物。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」