脱リン(読み)だつりん

世界大百科事典(旧版)内の脱リンの言及

【製鉄・製鋼】より

…H.ベッセマーが初めて量産の溶鋼精錬の道を開いたが,鋼の中のリンを除去することができなかった。S.G.トマスが内張りを塩基性材料でつくり,脱リンに成功した。その理由は酸化されたリン,すなわち五酸化二リンP2O5は強い酸性酸化物で,これをスラグ相に安定して保持するためには塩基性(ライム,ドロマイト系。…

※「脱リン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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