世界大百科事典(旧版)内の脱離節の言及
【自切】より
…トカゲの尾,カニのはさみなどの例がよく知られているが,ミミズ(胴部),ヒトデ(腕),直翅(ちよくし)目などの昆虫(肢)などでもよく見られる。単に機械的に脱落が起こるのではなく,多くの場合,自切の起こる部位は一定しており,その部位から先が自動的に脱離しやすい構造(脱離節とよばれる)になっている。捕食者からの刺激によって,特定の中枢を介する自切反射が解発され,その構造に関係する筋肉が収縮して,自切が起こる。…
※「脱離節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」