腎性アミノ酸尿(読み)じんせいあみのさんにょう

世界大百科事典(旧版)内の腎性アミノ酸尿の言及

【再吸収】より

…一方,血中の濃度が正常範囲であっても,尿細管の輸送系の発達が先天的に悪かったり,輸送系がなんらかの原因で障害されて働く輸送系が少なくなっている人では,再吸収が不十分となるため,尿中に糖やアミノ酸が排出されるようになる。そのような場合を腎性糖尿,腎性アミノ酸尿という。先天的な腎性アミノ酸尿の場合は,中性アミノ酸のみの再吸収不良,塩基性アミノ酸のみの輸送欠損,グリシンやイミノ酸の再吸収不良の三つのタイプがみられる。…

※「腎性アミノ酸尿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」