世界大百科事典(旧版)内の腫瘍特異抗原の言及
【糖脂質】より
…たとえば,ヒツジ赤血球とモルモット臓器の共通抗原であるフォルスマン抗原Forssman’s antigenは図2に示した構造をもつ糖脂質で,その抗原決定基は末端のN‐アセチルガラクトサミンである。最近では糖脂質は腫瘍特異抗原としても興味をもたれはじめている。たとえば悪性黒色腫の特異抗原としてシアル酸に富むスフィンゴ糖脂質が同定されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」