世界大百科事典(旧版)内の腸溶性製剤の言及
【製剤】より
…よく用いられる錠剤,カプセル剤を例にとると,服用後,消化管内において崩壊→分散→溶出のプロセスを経て,消化管粘膜で吸収される。主薬が胃酸によって分解されるものや胃粘膜を刺激しすぎるものなどは,腸へ移行してから崩壊するようにくふうされており,これは腸溶性製剤と呼ばれている。したがって腸溶性製剤はかみくだいて服用してはならない。…
※「腸溶性製剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」