《臨床医学の誕生》(読み)りんしょういがくのたんじょう

世界大百科事典(旧版)内の《臨床医学の誕生》の言及

【フーコー】より

…それは,近代理性の歴史的性格とその抑圧的性格に裏から照明をあてること,権力が具体的に働く一つの場面を解明することに成功した。第2の主著は《臨床医学の誕生》(1963)であり,ここで,医学のなかでももっとも具体的に生と死とのさまざまな要素が接触し交錯する臨床医学における,医学的言述(ディスクール)の掘起しと分析を行った。 しかしフーコーの名を決定的に世に広めたのは,《言葉と物――人文科学の考古学》(1966)であり,〈構造主義〉の流行のなかで,この本は〈バゲット(パン)のように売れた〉という話が語り草になっている。…

※「《臨床医学の誕生》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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