臨終時体験(読み)りんじゅうじたいけん

世界大百科事典(旧版)内の臨終時体験の言及

【霊魂】より

…その後現在に至るまで,死後生存を証明しようとする超心理学的な研究は決して少なくないが,1950年代に,現存のあらゆる人間や事物が情報源になりうるとする〈超ESP仮説〉という,死後生存仮説の強力な対抗仮説が登場したこともあって,精力的な研究が続けられてはいるものの,死後生存の証明はきわめて難しいこととされている。 現在,超心理学の中での死後生存の研究には,霊媒現象mediumship,霊姿体験apparition,肉体離脱体験out‐of‐body experience,前世記憶reincarnation memory,臨終時体験deathbed observation,ポルターガイスト現象Poltergeist phenomenaの研究などがある。このうちポルターガイスト現象は,生存中の発動者agentが確定できない一部の例を除いては,念動による現象と考えられるようになっている。…

※「臨終時体験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android