自己研磨性(読み)じこけんませい

世界大百科事典(旧版)内の自己研磨性の言及

【船底塗料】より

…1号の展色剤には塩化ビニル‐酢酸ビニル共重合体,塩化ゴム等水の透過性の小さい樹脂が使用され,施工中および施工後におこる塗膜欠損による穴あき腐食に対しては電気防食が適用される。2号の展色剤は,銅化合物に対しては1号と同じ樹脂が使用されるが,最近,加水分解によって塗膜表面から順次溶解していく(自己研磨性という)アクリル系樹脂が好んで適用されている。生物の付着が防止されると同時に,塗膜表面が海水中でぬるぬるするので推進抵抗が低減し,燃費が節約(15%程度)される理由による。…

※「自己研磨性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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