自己神化(読み)じこしんか

世界大百科事典(旧版)内の自己神化の言及

【断食】より

…日本の高僧伝や往生伝の類には断食に関する記述が多くみられ,断食行をはじめとする苦修練行によって超自然的な能力を身につけた修行僧が,特異な神秘体験をするいきさつが描かれている。このような苦修練行は,行の一般形態としてはアジア的な禁欲の一種であるが,神秘体験との連関でいえば,M.ウェーバーのいう宗教的人間の〈自己神化Selbstvergottung〉の過程を刺激し,またシャマニスティックな経験を活性化するための不可欠の手段であった。 キリスト教でも,旧約・新約聖書に宗教的断食の記事が多く見いだされるが,なかでも荒野におけるイエスの40日にわたる昼夜の断食は有名である。…

※「自己神化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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