自己解離(読み)じこかいり

世界大百科事典(旧版)内の自己解離の言及

【非水溶媒】より

…その意味では有機溶媒もこれに属するが,通常は液体フッ化水素HF,液体アンモニアNH3,液体硫化水素H2S,液体シアン化水素HCN,硫酸H2SO4などのような無機の液体をいう。これらの最大の特徴は,無機化合物のみならず一部の有機化合物にも高い溶解力を示し,かつ水に似た次式のような自己解離autoprotolysisをすることである。液体ヨウ素I2,無水酢酸(CH3CO)2Oなどをこれに含ませることもあり,また非水溶媒としてとくに加圧液化あるいは冷却液化させて用いる溶媒をさす場合もある。…

※「自己解離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む