自撃漏(読み)じげきろう

世界大百科事典(旧版)内の自撃漏の言及

【蔣英実】より

…天文暦学に明るく,世宗の命をうけて中国留学ののち,簡儀台(天文観測台),渾天儀,大小簡儀(ともに天文観測器)などを作製した。また時計製作にも活躍し,李朝の公的標準時計である自撃漏(自動水時計)や公衆日時計である仰釜日晷(こうふにつき)などを完成した。また銅活字の鋳造にも参画するなど,同時代に楽器の製作で名高い朴堧(ぼくせん)と並び称される。…

※「自撃漏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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