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自然利子率 しぜんりしりつ

大辞林 第三版の解説

しぜんりしりつ【自然利子率】

実物貯蓄と実物投資を均等にすると想定された利子率。資本の限界生産力に等しい。実物利子率。貨幣貸借における元本に対する利子の比率である貨幣利子率に対していう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の自然利子率の言及

【ウィクセル】より

…また学位論文(《財政理論研究》1896)で財政理論にも重要な貢献をなしたが,最も独創的な業績は《利子と物価》(1898)で展開された貨幣的不均衡理論である。それは,物価の変動の原因を資本の予想収益率(自然利子率)と銀行の貸出利子率(市場利子率)との乖離(かいり)に見いだしたもので(〈ウィクセル的累積過程〉),その後のヨーロッパにおける貨幣理論と景気変動論に多大の影響力を及ぼすとともに,ケインズ経済学の先駆けともなった。1916年にルンド大学を定年退職後は,学界の指導者として晩年を送った。…

※「自然利子率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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