自然死産(読み)しぜんしざん

世界大百科事典(旧版)内の自然死産の言及

【死産】より

…したがって,出生時瞬時でも呼吸,心拍動,臍帯(さいたい)拍動,随意筋の運動など生きている徴候がみられた場合には,たとえ生存不可能な程度の未熟児や奇形児であっても生産児であって,死産児ではない。死産には自然死産と人工死産がある。合法的な人工死産とは,医師によって行われるもので,胎児の母体内生存が確実なときに,母体保護法に基づくか,母体保護法の適応外でもっぱら母体の健康保持を目的として,胎児またはその付属物(病的付属物を含む)に加えられた措置ならびに陣痛促進剤の使用による死産であり,その他の人工死産はすべて非合法的なもので堕胎罪となる。…

※「自然死産」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android