興米(読み)おこしごめ

世界大百科事典(旧版)内の興米の言及

【おこし】より

…もち米,うるち米,アワなどを原料とする糒(ほしい)を炒(い)ったおこし種に,砂糖,水あめなどを混ぜて練り固めた菓子。古くは〈おこしごめ〉と呼び,興米と書いた。《和名抄》あたりから粔籹(きよじよ)の字をあてることが多くなったが,李時珍の《本草綱目》によると粔籹はいまのかりん糖に近いものだったようだ。…

※「興米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android