舒夢蘭(読み)じょぼうらん

世界大百科事典(旧版)内の舒夢蘭の言及

【詞譜】より

…なおこれらはあまりに詳密にすぎるので,清代ではもっと簡略なものが広く流布していた。その代表的なものが舒夢蘭の《白香詞譜》で,これは100調各1体,つまり最もポピュラーな100の形式を示している。この書はまた例示の詞が読物としてもよく読まれ,平仄図などは省略して作者別に編集しなおし,さらに箋注を添えたテキストもあるが(《白香詞譜箋》),こうなると実質はもはや詞譜ではない。…

【詞譜】より

…なおこれらはあまりに詳密にすぎるので,清代ではもっと簡略なものが広く流布していた。その代表的なものが舒夢蘭の《白香詞譜》で,これは100調各1体,つまり最もポピュラーな100の形式を示している。この書はまた例示の詞が読物としてもよく読まれ,平仄図などは省略して作者別に編集しなおし,さらに箋注を添えたテキストもあるが(《白香詞譜箋》),こうなると実質はもはや詞譜ではない。…

※「舒夢蘭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」