世界大百科事典(旧版)内の航空映画の言及
【つばさ】より
…サイレント映画最後の〈スペクタクル映画〉として知られる1927年製作のアメリカ映画。監督は第1次世界大戦でフランス空軍部隊に加わった経歴のあるウィリアム・A.ウェルマンで,〈航空映画〉の傑作として映画史に記される作品。キング・ビダー監督によるMGMの戦争映画の大作《ビッグ・パレード》(1925)に対抗してつくられたパラマウントの戦争映画で,第1次大戦を背景に男の友情と恋のドラマを描き,悲劇に終わる青春ロマンス的な物語であるが,見せ場は20台をこえるカメラを駆使して撮影したといわれる空中戦である。…
※「航空映画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」