世界大百科事典(旧版)内の船たでの言及
【まんなおし】より
…そのほか,東北地方にみられる巫女(みこ)の関与によるものなど,女性が漁の豊不漁を左右する大きな霊力をもつと考えられるのは,漁の神,船の神である船霊(ふなだま)が女の神として信じられ,これの祭祀をかつては女性が管轄していたことと関係するものであろう。なお,まんなおしに,船虫を防ぐために船底を焼く船たでを行う所もある。【高桑 守史】。…
※「船たで」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」