世界大百科事典(旧版)内の船舶改善助成施策の言及
【造船業】より
…しかし,この時期にもヨーロッパからのタービン,ディーゼル技術の導入・消化が図られ,電気溶接技術も進歩したのである。 1930年代の景気回復期には1932年から数年実施された船舶改善助成施策等もあって商船建造高が回復したが,軍縮条約破棄後の37年以降には艦艇建造も著増した。日中戦争から太平洋戦争にかけて,造船業は直接的な海軍兵力と海上輸送力の基礎産業として日本戦争経済の基幹産業であった。…
※「船舶改善助成施策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」