世界大百科事典(旧版)内の艋舺の言及
【台北】より
…台北盆地の中心に位置し,気候は亜熱帯性で,2月,15℃,7月,28℃,年平均22℃,年降水量2100mmである。最初の都市的集落は,淡水河と新店渓の合流点にあたる艋舺(もうこう)に発生した。艋舺とは原住民族の言葉で丸木舟の意であり,これはここが山地に住む原住民族と漢族(中国人)との交易所であったことを物語る。…
【台湾[省]】より
…なお17世紀末には中部地方が開拓されて彰化,台中,新竹などの都市が発達した。18世紀の初めからは北部の開拓が進み,淡水河の下流に台北の旧市街艋舺(もうこう)ができた。また18世紀末からは北東部の宜蘭平野に開拓の手がのびた。…
※「艋舺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」