良弁僧正座像(読み)ろうべんそうじょうざぞう

世界大百科事典(旧版)内の良弁僧正座像の言及

【東大寺】より

…(2)平安時代 平安時代は東大寺が国家の後ろだてを失って独自の活動を始める時代だが,残された文化財は多くない。そのなかでも開山堂の良弁僧正座像は優品で,1019年(寛仁3)に始まる良弁忌日の法要と関連がある。このほか彫刻では三昧堂(四月堂)の千手観音像,〈試みの大仏〉とも呼ばれ良弁念持仏と伝える弥勒菩薩座像(奈良国立博物館寄託),二月堂食堂の訶梨帝母(かりていも)座像,明治初期の廃仏毀釈の際,天理の永久寺より移された持国天・多聞天立像がある。…

※「良弁僧正座像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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