《良心のトランペット》(読み)りょうしんのとらんぺっと

世界大百科事典(旧版)内の《良心のトランペット》の言及

【キング】より

…また国内では政府の戦争政策が,黒人問題の基幹をなす貧困の解決にとって最大の障害なることに気づき,反戦・反権力姿勢を強める。遺書《良心のトランペット》では,貧者の闘争のための新しい非暴力方式として,大衆的市民不服従を提案している。黒人闘争に発し,人種平等,経済平等,平和,民主主義の非暴力的達成を目指したキングはひとつの時代精神となったのである。…

※「《良心のトランペット》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android