世界大百科事典(旧版)内の苦味・芳香健胃薬の言及
【胃腸薬】より
…胸焼け,げっぷをはじめとして悪心,嘔吐,食欲不振,胃痛,腹痛,潰瘍,下痢,便秘等日常経験する多様な胃腸障害に用いられる薬物を含むので,薬効分類上次のように多くの種類に分けられる。(1)苦味・芳香健胃薬 昔から苦味は,舌の感覚を通じて反射的に中枢を刺激し,これが副交感神経を介して胃液その他の消化液の分泌を促進し消化管運動をうながすとされている。芳香性精油は,そのにおいの感覚の反射により,消化液の分泌,消化管運動を亢進させる。…
※「苦味・芳香健胃薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」