英雄喜劇詩(読み)えいゆうきげきし

世界大百科事典(旧版)内の英雄喜劇詩の言及

【タッソーニ】より

…《雑考十巻》(1608)では古代の権威,とりわけアリストテレスへの反抗が主調低音をなし,《ペトラルカの抒情詩に関する考察》(1609)では当時の西欧で大流行したペトラルカ風恋愛詩が攻撃の的となる。一方,詩人としての本領は風刺において遺憾なく発揮され,いわゆる英雄喜劇詩を創始したとされる代表作《奪われた桶》全12歌(1622)は,トロイア戦争を彷彿(ほうふつ)とさせるボローニャとモデナの戦争を,アリオストからタッソへと受け継がれた英雄叙事詩の形式で歌って,一種のパロディとなっている。【林 和宏】。…

※「英雄喜劇詩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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