茅の輪行事(読み)ちのわぎょうじ

世界大百科事典(旧版)内の茅の輪行事の言及

【蘇民将来】より

…《備後国風土記》逸文には,旅に出た武塔神(素戔嗚(すさのお)尊)が宿を請うたところ,富裕な弟の巨旦(こたん)将来はことわったが,貧しい兄の蘇民将来は宿にとめ歓待したため,茅の輪(ちのわ)の護符を腰につけるように教えられ疾病を免れたと語られている。この説話は旧暦6月の夏越(なごし)祭の茅の輪行事の由来譚ともなっているが,同様なモティーフは猟師の間で伝えられる磐司磐三郎譚などの兄弟譚にもみられる。また《簠簋(ほき)内伝》の牛頭天王縁起には,五節の祭に〈蘇民将来子孫也〉と記して,信教すれば無病息災であると記されている。…

※「茅の輪行事」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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