世界大百科事典(旧版)内の草分け七軒の言及
【草分け】より
…そのことは,草分けの家が村落に1軒ということはあまりなく,どこでもほぼ同じ数の家が草分けとして数えられており,しかもその来歴の説明がひじょうに類型的であることによって知られる。全国的にもっとも一般的に見られるのは,〈草分け七軒〉〈七軒百姓〉あるいは〈七かまど〉というように,草分けを7軒とすることである。単に7軒の家によって開発されたというだけでなく,その7軒の家が現実に存在することが多く,しかもそれらの家々が共有地の利用や神社の祭祀において特別な地位にあることもしばしばである。…
※「草分け七軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」