草那芸剣(読み)くさなぎのたち

世界大百科事典(旧版)内の草那芸剣の言及

【日本武尊】より

…しかし天皇は重ねて追い立てるように,東方十二道の荒ぶる神,王化に従わぬ者を征討せよと命じる。ヤマトタケルは出発にさいし伊勢の大神に参り,斎宮であるおばの倭比売(やまとひめ)命(倭姫命)から草那芸剣(くさなぎのたち)と袋を授かるが,そのとき〈天皇はこの私に死ねというのだろうか,西方のいくさから帰りまだ時をへぬうちに軍勢も賜らずなお東国に遣わそうとする〉と述べ,憂い泣いたという。東国においてもまつろわぬ神・人をことごとく平らげる。…

※「草那芸剣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む