荒地起返幷小児養育御手当御貸付金(読み)あれちおこしかえしならびにしょうによういくおてあておかしつけきん

世界大百科事典(旧版)内の荒地起返幷小児養育御手当御貸付金の言及

【寛政改革】より

…また飢饉対策として備荒貯穀を奨励し,村々に籾蔵を設置した。さらに〈荒地起返幷小児養育御手当御貸付金〉という名目の公金貸付けを実施している。これは諸国代官を通じて豪農層に利子1割前後で貸し付けられ,その年々の利金が耕地の復旧(荒地起返)や,農業人口の増加(小児養育)のための資金に活用された。…

※「荒地起返幷小児養育御手当御貸付金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」