荘園裁判所(読み)しょうえんさいばんしょ

世界大百科事典(旧版)内の荘園裁判所の言及

【荘園法】より

… 荘園は中世初期から存在するが,荘園法が明確に成立するのは,農民層の共同体的結合によって,その法的地位が安定する中世盛期である。それは,荘園裁判所Hofgerichtを中心として領主を含む荘園住民が営む法生活の中で作り出していく在地の諸慣習の総体であり,当初は口頭で伝承されていた。12~13世紀に農民層の地位が向上して,その権利を確認しようとする動向が強まると,荘園法の成文化が始まる。…

※「荘園裁判所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む