荷役装置(読み)にやくそうち

世界大百科事典(旧版)内の荷役装置の言及

【甲板機械】より

…船の推進以外の目的に使われる補助機械で,機関室に置かれていないものの総称。主要なものは操舵装置(舵取装置),荷役装置,揚錨(ようびよう)装置,係船装置などである。(1)舵取装置 船は船型と速力の大小に応じて適当な舵取装置を装備しているが,その機能は船の安全上きわめて重要であり,長さが60mを超える船には動力による舵取装置をつけることが法規で義務づけられている。…

【舟∥船】より

船体強度船体構造
[艤装]
 船を実際に機能させるためにはこれまで述べた船体と機関のみでは不十分で,その船の目的に応じた艤装を行う必要がある。おもな装置には,操舵・航海装置,係船装置,荷役装置,救命設備,防火設備などがある。人間が居住しているのでおよそ生活に関連した設備としてあらゆるものが含まれると考えてよい。…

※「荷役装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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