世界大百科事典(旧版)内の荷電粒子ビーム兵器の言及
【粒子ビーム兵器】より
…しかし,1991年にSDIの後継計画となった限定的ミサイル攻撃に対する全世界防衛構想Global Protection Against Limited Strike(GPALS)で開発配備が見送られ,現在では基礎技術研究段階に置かれている。旧ソ連は,1960年代から大電力発生装置・大型粒子加速器を設置してビーム兵器開発を推進し,1979年には荷電粒子ビーム兵器の原型を試作したと西側情報機関が報じたが,その後の状況は明らかでない。アメリカがSDI計画で研究開発した粒子ビーム兵器は,次の2種類である。…
※「荷電粒子ビーム兵器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」