落体粘度計(読み)らくたいねんどけい

世界大百科事典(旧版)内の落体粘度計の言及

【粘度計】より

…平円板と円錐とでつくられる角αは小さいことが必要で,通常は0.5~5度程度である。
[落体粘度計]
 流体中で物体をゆるやかな速度で自由落下させるとき,落下速度が流体の粘度に依存することを利用して測定する。落球粘度計は,直径d,密度ρ0なる球を,無限に広がった流体中にゆっくりと等速で落下させた場合に,ストークスの粘性に関する法則を応用して,次の関係から流体の粘度ηを求めることができる。…

※「落体粘度計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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