葦すだれ(読み)あしすだれ

世界大百科事典(旧版)内の葦すだれの言及

【すだれ(簾)】より

…すだれは光や風をとおすと同時に外から内部(暗部)が見えないという効用があり,扱いもかんたんで安価な屛障具として広く用いられた。ヨシで作ったすだれには2種類あり,葦(あし)すだれとよぶものは大喪中に使う御簾のことで,鈍色(にびいろ)(濃いねずみ色)の縁がつく。もう一種は〈よしず〉で,アシはヨシの異称である。…

※「葦すだれ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」