世界大百科事典(旧版)内の蓄積プログラム制御方式の言及
【電気通信】より
…日本においても戦後直ちに研究が再開され,53年に大阪大学において冷陰極放電管を用いた実験機,次いで電電公社においてパラメトロンを用いた実験機,さらに57年には東京大学において日本最初の時分割形全電子交換機AO‐1が試作された。その後,世界各国で各種の方式が研究されたが,電子交換方式の実用化のきっかけを作ったのは蓄積プログラム制御方式の採用であった。蓄積プログラム制御方式をひと口でいえば万能形のコンピューターで制御する交換制御方式といってもよいであろう。…
※「蓄積プログラム制御方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」