薩多太子(読み)さったたいし

世界大百科事典(旧版)内の薩多太子の言及

【ジャータカ】より

…そこで特に称賛されているのは施し(布施(ふせ))と忍耐(忍辱(にんにく))で,身を捨てる自己犠牲物語が多い。たとえば,雪山童子(せつせんどうじ)が教えをまとめた詩句の後半が聞きたくて身を悪鬼に投げ出す話や,薩多太子(さつたたいし)が飢えた虎の母子に血肉を与えた話は,遠く法隆寺の玉虫厨子にも描かれている。このほか,客をもてなすために火中に身を投じた兎の話や,両眼を施して鳩を救ったシビ王の物語などもよく知られている。…

※「薩多太子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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