世界大百科事典(旧版)内の薪炭問屋の言及
【燃料】より
…しかし,火が魔よけになり,万事を浄化するという信仰から,松飾,注連縄(しめなわ),鏡餅などに木炭がそえられたり,また木炭を白紙にくるんで出入口に下げ魔よけにするなど,前代の燃料のもつ呪力への信仰は続いている。【佐野 賢治】
[江戸時代の薪炭問屋]
薪や木炭が燃料として使用された歴史は古いが,それが商品として売買され,その商人が生まれたのは室町時代であった。さらに薪炭の売買が組織化され,商人が卸・小売に分化したのは近世になってからである。…
※「薪炭問屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」