薪炭問屋(読み)しんたんどんや

世界大百科事典(旧版)内の薪炭問屋の言及

【燃料】より

…しかし,火が魔よけになり,万事を浄化するという信仰から,松飾,注連縄(しめなわ),鏡餅などに木炭がそえられたり,また木炭を白紙にくるんで出入口に下げ魔よけにするなど,前代の燃料のもつ呪力への信仰は続いている。【佐野 賢治】
[江戸時代の薪炭問屋]
 薪や木炭が燃料として使用された歴史は古いが,それが商品として売買され,その商人が生まれたのは室町時代であった。さらに薪炭の売買が組織化され,商人が卸・小売に分化したのは近世になってからである。…

※「薪炭問屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android