薬物代謝酵素系(読み)やくぶつたいしゃこうそけい

世界大百科事典(旧版)内の薬物代謝酵素系の言及

【薬物代謝】より

…まず第一相反応と呼ばれる脂溶性薬物の極性化反応であり,それに続く第二相反応と呼ばれる抱合反応である。第一相反応にあずかる酵素系は,一般に薬物代謝酵素系と呼ばれ,二重のフラビンタンパク質(NADH‐チトクロムb5還元酵素(fp1)およびNADPH‐チトクロムP450還元酵素(fp2))と2種のヘムタンパク質(チトクロムb5(b5)およびチトクロムP450(P450))から成り,そのなかでもNADPHを電子供与体とするfp2,P450を介する系が主である。P450は薬物代謝酵素とも呼ばれている。…

※「薬物代謝酵素系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む