世界大百科事典(旧版)内の藁蛇の言及
【ヘビ(蛇)】より
…水辺湿地に多く生息するので,水の神の姿またはその使者とみて蛇に雨乞いをし,また水利の豊かなことを祈る習俗も各地にある。祭儀に藁蛇をつくって神社に飾るのもその祭神がもと蛇の姿と想像されたからであろう。 たとえば諏訪神社などはその一例であるが,古くは神が小蛇の姿をして女人と契ったという三輪山伝説もあって,必ずしも水辺の神のみが蛇と考えられたわけではない。…
※「藁蛇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」