世界大百科事典(旧版)内の藍粉成の言及
【アイ(藍)】より
…〈阿波藍〉は〈藍の種まき生えたら間引き,植えりゃ水取り土用刈り〉とうたわれたように,2月の播種(はしゆ)から7月の収穫まで除草,害虫駆除,施肥,炎天下の灌水作業と重労働の連続であった。収穫した〈葉藍〉は細刻して乾燥させ,〈藍粉成(あいこなし)〉といって連枷(からさお)で丹念に打ちほぐし,最後に葉と茎にわける。こうして〈藍作人〉の手になる葉藍は,次に仲買人により〈藍師〉のもとに買い集められる。…
※「藍粉成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」