藍粉成(読み)あいこなり

世界大百科事典(旧版)内の藍粉成の言及

【アイ(藍)】より

…〈阿波藍〉は〈藍の種まき生えたら間引き,植えりゃ水取り土用刈り〉とうたわれたように,2月の播種(はしゆ)から7月の収穫まで除草,害虫駆除,施肥,炎天下の灌水作業と重労働の連続であった。収穫した〈葉藍〉は細刻して乾燥させ,〈藍粉成(あいこなし)〉といって連枷(からさお)で丹念に打ちほぐし,最後に葉と茎にわける。こうして〈藍作人〉の手になる葉藍は,次に仲買人により〈藍師〉のもとに買い集められる。…

※「藍粉成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android